四国遍路で大切にされている言葉と習慣

同行二人

「お遍路は弘法大師と一緒に歩いている」という考え方です。 長く歩いていると、不思議な体験やありがたい出来事があり、 本当に“大師さまと二人旅”をしているように感じることがあります。

お接待

遍路道の人たちが、お遍路さんに 食べ物・飲み物・宿・励ましの言葉などをくださることです。 これは「お大師さまに差し上げる布施」と考えられています。
受け取ったら、心の中で 「南無大師遍照金剛」 と三回唱えて、その人の幸せを祈ります。 お礼には 納め札 を渡します。

満願

四国八十八ヶ所をすべて巡り終え、 最後に高野山・奥の院にお参りすると「満願」となります。 巡礼が無事に終わった証で、とても特別な瞬間です。

金剛杖

木でできた杖で、 空・風・火・水・地 を表すといわれます。 杖は弘法大師の分身とされ、 これを持って歩くことは「大師と一緒に巡る」という意味があります。

へんろ道

地元の人たちが、お遍路さんのために整え続けている道です。 道しるべとして、励ましの言葉を書いた札が木に吊るされていることもあり、 地域の温かさを感じられる場所です。